荒井由実「雨の街を」【アルバム「ひこうき雲」収録曲】

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【発売年日】1973/11/20
【最高順位】9位(アルバム)
【年間順位】11位(アルバム:1976年)


「雨うた」シリーズ第二弾。
このブログ初のアルバム収録曲です。

デビューアルバムにして、この曲、ユーミンの真骨頂ともいえるでしょう。一人ぼっちで、深々と降りしきる夜更けに、一人っきりでこの曲をきくと、闇の底にしずかに沈んでいくような錯覚。乾いた心がしっとりします。後期のズンドコサウンド中心から考えると、対極にあるピアノメインでシンプルさが染みるんですよね~。

ユーミンの試聴音源が公開されていないので、代わりにカバーを貼っておきます。

雨の街を
畠山美由紀
2002/09/26 ¥250

この曲の情報アラカルト


昭和の名盤である、ユーミンのデビューアルバム「ひこうき雲」収録曲。ユーミンは、このアルバムで神がかっています。たった19歳でこの才能・・・。

年間11位が発売3年後の76年とは、めずらしい現象です。じわじわ年を越えて、ユーミンの知名度の上昇とともに売れ続けたんでしょうね。

夜明けの雨はミルク色 静かな街を ささやきながら降りてくる 妖精たちを
誰か 優しくわたしの 肩を抱いてくれたら どこまでも遠いところへ 歩いていけそう・・・ 



まさに叙述的。絵画が頭に浮かぶようです。今どきこんな意味深な歌詞を書く歌手っているでしょうか?少女の恋に対する繊細な気持ちが痛いほど伝わってきます。誰もいない沈黙の街で霧雨に打たれて聞きたいです。

この曲をお気に入りと答えるアーティストが意外に多く、X JAPAN YOSHIKIもその一人。93年のテレ朝正月特番(タモリの音楽ステーション)で、バブリーな当時に飛ぶ鳥を落とす勢いのユーミンとYOSHIKIがビッグ2として対談した時の話。YOSHIKIのリクエストに応えて、当時絶対テレビでは歌わなかったユーミンが「歌番組では歌う気しないけど、今日は弾き語ります」といって、バックにあったピアノでこの曲を突然弾き語ったのを、今でも覚えています。

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この曲は、ユーミンのライブではあまり披露されていないようです(特に活動後期は)。今ではもう高音が出ないので、荒井由実時代のはかない曲の再現は無理でしょうね。


歌番組:TBS「セブンスターショー」より

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※YouTube関連動画はこちら

この「セブンスターショー」なる伝説の音楽番組、76年2月15日から3月28日まで7回にわたり、日曜日の夜1時間半放送されたんだとか。スポンサーだった日本専売公社(今のJT)の銘柄「セブンスター」と、毎回ワンマンライブを行う7人のスターをかけたタイトルらしい。ジュリー、森進一、西城、布施、ユーミン&かまやつ、五木、拓郎の7人が登場。

ユーミンの回は、伝説のバンドTin pan alley(細野晴臣、鈴木茂、松任谷正隆(旦那)ら)をバックに、かまやつひろしと共演してます。

5曲くらい披露してるのかな?ルージュの伝言、中央フリーウェイ、チャイニーズスープなど。どの曲もセットと演出がすばらしく、さすが久世光彦さん。

今は無き、張りのある高音が健在。あどけない少女のユーミンの歌声が存分に聞けるこの番組は、お宝映像ですね。



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