尾崎豊「太陽の破片」

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【発売年日】1988/06/21
【最高順位】3位
【年間順位】26位
【売上枚数】25.2万枚


当時、「10代の教祖」「若者のカリスマ」と、
謳われた、わが青春の尾崎豊の登場!
92年に26歳の若さで亡くなって、
早25年
もたつのですね。
生きていれば51歳。
どんな格好いいおっちゃんになっていたんだろう・・・


この曲の情報アラカルト


自分が最初に尾崎を知ったのは、
当時TBSラジオで日曜朝8時から放送されてた
「森田公一の青春ベストテン」。

当時中学生でチャートマニアだった自分は、
ベストテン系番組を漁るように見聞きしてて、
11~20位をずっとうろうろしてる
尾崎の「卒業」という曲の動きに、
興味深々
でした。

尾崎の曲を聴いたことがなく、
名前の響きやチャートアクションだけで、
「演歌歌手」って勝手に思い込んでた(笑)

実はばりばりのロッカーだったんですね。

尾崎のシングルの最高位を調べてみると・・・
■1位:OH MY LITTLE GIRL:1位
■2位:核:2位
   :LOVE WAY:2位
3位:太陽の破片:3位

100万セールスを超えたのも、
「OH MY~」のみ。
もっとも、死後のリリースで、
ドラマ主題歌だったので、
曲の本当の実力じゃないかな。

ちなみに、
尾崎の代表曲「I LOVE YOU」は5位、
「卒業は」20位でした。

「太陽の破片」の音源はリリースされてないので、
代わりに「OH MY~」を貼っときます。
OH MY LITTLE GIRL
尾崎 豊
¥ 250


「太陽の破片」のPVがいいね!


昭和の当時、洋楽はMV全盛期でしたが、
日本はまだアイドル時代なので、PVはまだまだ。

でも、
尾崎はテレビに出演しないかわりに、
様々なPVを作成しています。

この曲のPV
復帰後ということで、
かなり気合が入っています。

冒頭シーンは、
JUPITERのオケをバックに、
崖上の草原を、
真っ裸の幼児軍団と尾崎が手をつないで
歩くシーン
からスタート。
尾崎の退廃したイメージとかけ離れたちぐはぐさがよいですね。
今だったら、規制が厳しいからこんなシーンNGでしょうね。
尾崎豊   太陽の破片.mp4_000075924.jpg
後半は光が差し込む狭いボロ小屋の中で、
もがき苦しむ尾崎の姿。
尾崎豊   太陽の破片.mp4_000460087.jpg


尾崎の波乱万丈な生涯


青学高校中退後、17歳でデビュー。
中学時はクールなイメージと違い、
ひょうきん者だったそうな(クラスメートの証言)
高校時代は乱闘騒ぎなど、相当やんちゃ。
ただし、頭脳明晰だったそうな。
やっぱ、大物ってただ尖ってるだけじゃなく、
頭いいんだな~。

20代のスランプ時に、
覚せい剤に手を付けて逮捕。
この曲はその復帰後第一弾

尾崎はほとんどメディアの露出がなく、
ライブステージのみ。
転げまくってシャウトする
渾身の歌い方が印象的でした。

しかし、その後、
精神的に追い詰められ、孤独化し、
足立区千住の民家の軒先で、
傷だらけの裸状態で発見され、
92年に他界。

死亡解剖の結果、
肺水腫だとか、覚せい剤大量摂取の中毒死だとか、
噂がとびかうもはっきりせず。

ジャニスジョプリン、プリンス、hideなど、
カリスマで孤高のロッカーって、
こうなる運命なんだろうか?

昨年、息子の尾崎裕哉がデビューしました。
Mステで「I LOVE YOU」を披露してましたが、
声が父豊の生き写し。
大反響を呼びましたね。


歌番組:フジ「夜のヒットスタジオ」より

尾崎豊 太陽の破片  1988年_Snapshot.jpg☆尾崎豊 太陽の破片  1988年.mp4_000347664.jpg
※YouTube関連動画はこちら

尾崎はこの曲で
ベストテン・トップテンともに初ランクイン。
でも、
全て出演拒否


復帰後の初TVステージは、
最初で最後の「夜ヒット」出演


当時、絶対にテレビ歌番組に出演しない歌手だったので、
前回の夜ヒットで「次回、尾崎が出演します」と
公表された時は、目が飛び出るくらい驚いたのを覚えてます。
山下達郎がTV出演するのと同じくらいの動揺かも。

放送当日、自分は目をまんまるに開いて、
画面前にスタンバイしてました。

歌前のトークでMC古館が尾崎に対して
「こういう場で自分の作品を発表し続けることが、
今後の方向として一番いいんじゃないかと。
それは、番組の意思でもあり、本人の意思でもあるわけですよね?」
野暮なコメント

テレビメディアに尾崎をつなぎとめようとする、
バカな質問に、画面の前でいらいらして顔をそむけましたよ。

でも、尾崎の返答
「僕の素直な気持ちを歌にして、
これから歌っていきたいと思ってます」
と、粋にかわす素敵なコメント
さすが尾崎!と思いました。

大物歌手は、夜ヒットの場合、
別のスタジオから演奏という、
特別扱いが横行する中、
尾崎は他の歌手がバックに見守る
メインスタジオで堂々と歌い上げました。
立派!!

セットはすがすがしい大きな木のみ。
意をてらったセット・照明はなし。
さわやかなセットと尾崎、
このミスマッチがいいんです。

顔アップシーン。
尾崎はかなりのイケメンでした。

間奏では、サックスのうなりに合わせて、
頭を抱えながら歩く悶々とした尾崎。

最後には、尾崎名物の絶叫シーン
テレビじゃ絶叫無理じゃねー?と思いきや。
そのシャウトは生放送で見ててもすごかった(汗)
ぐっとこみあげるものが(涙)

歌い終わると、
一番先にフライング気味に、
中森明菜が興奮気味に立ちあがり拍手。
尾崎が決めジャンプし演奏終了すると、
バック歌手らがオールスタンディングで拍手。
珍しく細川たかしから「よっ!!」の掛け声。

夜ヒットって、バック歌手のスタンディングは、
リハ通りわざとらしいお約束な感じですが、
尾崎の場合は、本当に他の歌手達が称賛してるみたい。

この歌唱は、
テレビ歌番組史上、歴史に残るすばらしい名歌唱でした。



posted by 音楽風来坊 at 06:34Comment(0)ロック
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