山本譲二「みちのくひとり旅」

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【発売年日】1980/08/05
【最高順位】4位
【年間順位】16位(1981年)
      30位(1982年)
【売上枚数】89.3万枚


じょーじ兄貴の登場。
当時、北島ファミリーの演歌界一押しホープ。
今ではあまり見ない「スポーツ刈り」が
硬派でさわやかな印象ですね。

80年代前半は、
今でも活躍する演歌歌手を多く輩出しましたね。
小林幸子、五木ひろしなど。
譲二の試聴音源がないので、
代わりに当時ライバルの大川栄策バージョン。

みちのくひとり旅
大川栄策
¥ 250


この曲の情報アラカルト


オリコン100位に49週登場
ほぼ1年以上もランクインってこと。
超ロングセラーです。
だから、レコ大ロングセラー賞受賞。

発売から9カ月後の81年5月4日のオリコンで、
96位に初登場
8月31日にようやく8位。
以降22週に渡りオリコン10位入りキープ
81、82年と年間トップ30位内とはすごい記録。

演歌って一旦ヒットの火がつくと、
こういうロングパターンですよね。
火がずっとくすぶってる炭火みたい。

一昔の演歌歌手って下積み時代が長い苦労人ばかりです。
じょーじ兄貴も上京してクラブボーイや流しをし、
やっと22歳で「伊達春樹」でデビューするが鳴かず飛ばず。
北島三郎の鞄持ちを2年し、「山本譲二」で再デビュー。
しかしまた売れず。(wikiより)

30歳で最後の勝負曲ときめたこの作品でやっとヒット。
有線でじわじわ火がつき、
81年の夜ヒットの出演を契機に一気に注目されました。


歌番組:TBS「ザ・ベストテン」より

ザ・ベストテン みちのくひとり旅 山本譲二 ふんどし_Snapshot.jpgザ・ベストテン みちのくひとり旅 山本譲二 ふんどし.mp4_000050741.jpg
※YouTube関連動画はこちら

伝説のふんどし歌唱シーンです。
ベストテン総集編の特番時には、
必ずこの映像が使われるほどインパクト大でした。

だって、歌手をふんどし姿にさせて、
歌唱する歌番組ってもう出てこないでしょ。

今は亡き当時ベストテンのプロデューサーの山田修爾氏は、
著書「ザ・ベストテン」の中で、
ふんどし演出決定についてこんなふうに記しています。

 半年近くランクインして出しつくした感があった時、風呂に入る前だったか、オトコの美学=三島由紀夫=ふんどし!とイメージしりとりみたいな発想だった。
 翌日、山本さんに会って、『僕はこの歌をオトコの女への強烈な愛情表現、オトコの美学と思っています。来週はこの思いを表現するには・・・山本さんに・・・ふんどし姿で歌っていただきたいのです!』
 なんだかスジが全く通っていない話ではあるが、勢いに押されたのか、静かに一言、『ハイ』とだけ言ってくれた。


この時の回顧録を、後の「金スマ、ベストテン特集」で、
じょーじ兄貴がVTR出演し、
『神妙な山田さんの相当な覚悟を感じてOKを出した』って
語っていましたね。

たった3分程度の曲ですが、
凝縮された演出やセットがすばらしい。

まず、後ろ向きのジョージ兄貴を先頭に、
バックに同じく6人の六尺ふんどし兄貴衆が登場。

歌が始まる前に、ジョージもろとも全員で桶の水を潔くかぶる
高校球児だったジョージ兄のソフトマッチョの引き締まった体が映えますね。
ザ・ベストテン みちのくひとり旅 山本譲二 ふんどし.mp4_000004347.jpg

そして、全員前を向いて、
バックの6人衆は不思議な空手?の型をやってあぐらで腕組み。

後半は竹林に紙吹雪が舞うセットに、
遊女風の着物の女がしなだれています。

ジョージ兄は、最後まで仁王立ちで
男らしくふんどし歌唱を通します。

ちなみに、
この回は5位で、
通算24週もベストテン入りし、
最高位が3位
でした。


その後のシングルは、ずっとオリコン20位以内には入らず、
近年の96年には、とんねるずの生ダラがきっかけで、
憲三郎&ジョージ山本のデュオで
浪漫ーROMAN」が最高位25位のスマッシュヒットを記録しました。





posted by 音楽風来坊 at 06:41Comment(0)演歌
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