長谷川きよし「別れのサンバ」

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【発売年日】1969/07/25
【最高順位】8位
【年間順位】37位(1970年)
【売上枚数】31.1万枚


自分がリスペクトする歌手
ユーミン、浜田省吾
ちあきなおみ、そして長谷川きよし

盲目のギタリスト、長谷川きよしさんのデビュー曲
長谷川さんのこと、知らずにこの曲を聴いて、
「素敵な大人の憂いのある渋い曲だな~」とうっとり。
でも、長谷川さん若干20歳の時の作品なのです。

サビの歌詞「みんなわかっていたはずなのに                             心の奥の淋しさを ああ…」
長谷川さんの生い立ちが、この曲の懐を深くしているようです。
↓↓デビューオリジナル音源↓↓

別れのサンバ
長谷川きよし
¥ 250

近年のドイツライブ音源。聴き比べてください。
↓↓ギター一本で巧みのテク。匠の域です↓↓
別れのサンバ (live in Trier:Germany)
長谷川きよし
¥ 250


この曲の情報アラカルト


まず、長谷川さんの生い立ちから。

2歳で視力を失い
東京教育大学付属盲学校(現在の筑波大学付属視覚特別支援学校)で学ぶうち
音楽への関心を強めた。
「中学生くらいではもう、『歌しかない』と心に決めていた」とのこと。
高校生でシャンソンコンクール4位入賞でデビュー。

他の有名な盲目の歌手は、
竜鉄也「奥飛騨慕情」
スティービーワンダー
辻井伸之(ピアニスト)
がいますね。

この曲は深夜放送で流れるようになり、
じわじわ時間をかけてヒット。
オリコン100位に34週ランクインという
ロングセラーでした。

他の代表曲としては、
野坂昭如のカバー「黒の舟唄(1972年)」
(ランクインせず)
加藤登紀子とのデュエット「灰色の瞳(1974年間38位)

この「灰色の瞳」は、
近年、椎名林檎とライブで共演して話題になりました。長谷川きよし・椎名林檎     灰色の瞳.mp4_000243708.jpg

また、近年はNHK「SONGS」などに
精力的に出演し、
存在感と健在ぶりを発揮してましたね。


この曲の思い出


長谷川さんのギター生演奏がぜひ見たくて、
2013年にライブを見に行ったんです。

だって、現在御年68才ですよ~
いつ引退したっておかしくないですから。
だからすぐにでも見たい衝動が。

ライブといっても、
銀座サンボア」という老舗バー。
1ドリンク込み6000円で先着40名のみ。

いつもは酒なんて飲まない自分ですが、
この日ばかりは並んではりきりました。
客層は、自分が一番の若造でした(汗)

バーなので歌手との距離が近いのですが、
前から2列目で、手を伸ばせば長谷川さんに
手が届くほど超~至近距離

たった一人のステージです。
高齢者を感じさせないオーラと、
衰えない張りのある歌声。

そして、
なんといっても、クラシックギターを指で調教してるかのような、
見事な指さばき
よくぞ難しい演奏にうっとりする歌声をつけられるなって、
目を凝視して食い入るように見ました。

この時、通算20枚目のオリジナル・アルバム
「人生という名の旅」を発売した直後で、
収録されてるフレンチ・シャンソンのスタンダード曲カバーが
これまた見事でした。


歌番組:NHK?「???」より

別れのサンバ '93 長谷川きよし_Snapshot.jpg別れのサンバ '93 長谷川きよし.mp4_000100833.jpg
※YouTube関連動画はこちら

93年に放送、番組名は不明。
歌終了後に真面目そうな女子アナのインタビューから、
おそらくNHKかという推測。

この頃はまだ若さが残っていますね。
ライブで見た時はもうおじいさんでしたが。

インタビューで、長谷川さんは
自分の音楽はジャンル分けできない」と答えています。

このブログではとりあえず「フォーク」に分類してますが、
wikiでは、「シャンソン、ボサノバ」も併記。
当時のレコードジャケットには、
「盲目のソウル・フォーク・シンガー」のクレジット。
ソウルフォークってなんだ???

↓↓ちなみにデビュー当時の映像がこれ↓↓
長谷川きよし 「別れのサンバ」1969.mp4_000136642.jpg
白黒が時代ですよね~。
壁と植栽をバックに定点撮影です。
PV風ですが、何の映像かは不明。

長谷川さんの演奏はオケは一切使わず、
全て生演奏なのですが、
年代によって、アレンジが異なるんです。

90年前後は、ピッチが速く攻撃的な感じ。
バックはカホーンとピアノというトリオが多い。

2000年に入ると現在のスタイルに。
ソロのみか、
カホーンと二人だけの編成か。
ピッチも若干緩やか。

自分的には、近年の方が、
ギター演奏に磨きがかかっていて、
終了後「ブラボー!!」と
叫びたくなるのです。



はしだのりひことシューベルツ「風」

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【発売年日】1969/01/10
【最高順位】2位
【年間順位】12位
【売上枚数】58.3万枚


自分が生まれる前のヒット曲です。
フォーク世代じゃないので、
学生紛争の中の若者の音楽パワーは分かりませんが、
味気のない音楽が主流の今、
メッセージ性の強いフォークに憧れてます。

はしだのりひこ & シューベルツ
¥ 250


この曲の情報アラカルト


ザ・フォーク・クルセダーズの端田宣彦(はしだのりひこ)が
68年に結成したカレッジフォークグループ(wikiより)

フォークのことはよく分からんが、
反体制のフォークではなく、
歌を楽しむカジュアルな学生フォークってことかな?

作詞はあの北山修

最高位2位なのは、
いしだあゆみ「ブルーライトよこはま」に阻まれたから。

4人編成で、杉田二郎さんもいたんですね。

メンバーの井上博さんが70年3月31日に死去し、
同年4月に解散。
たった2年の短い活動でした。

その後、
はしだのりひこさんは、クライマックスを結成し、
「花嫁」がヒット
、紅白に出場。

はしださんのソロ活動しか知らない自分は、
テレビで見た印象は、
いつも笑っている小柄なおっちゃん。
雨上がり決死隊の蛍原に似とるなって。

杉田二郎さんは、ジローズを結成し、
「戦争を知らない子どもたち
」がヒットしました。


この曲の思い出。なぜ生まれる前のフォークに思い出があるか


後世に残るこの曲、
詳しく知らなくとも、幼い時に
どこかで耳にし残っていました。

母校の中学校では、
毎年、クラス対抗合唱祭があって、
中学3年の時の自分のクラスの曲が「風」。

音楽のおばちゃん先生が、
「あんたたちの合唱曲はこれ!(ポチ)」
っと、テープを再生して聞かせてくれた時、
なんとなく聞いたことあるって思った。

ただ、
血気盛んな当時、この曲の良さが分からず、
第一印象は「ぱっとしない曲だな」と。

この時の自分のクラスは、
集中力、団結力がなくて、
音楽の授業はいつも崩壊ぎみ・・・

他のクラスの曲は、
「冬がくる前に」「銀色の道」
「野生の馬」「モルダウの流れ」など
かっこいい曲ばかりなのに、
自分のクラスは、手抜きをされたと思ったんです。

練習もいい加減
自分も周囲に流され、本気モードを出さず。
ただ一人、男子秀才君だけはいつも本気。

そして、合唱祭本番・・・
なぜか、皆本気で歌ってました。
みんなこの曲で心が一つになったって感じ


うちのクラスに合ってる歌だなって。

結果、入賞できませんでしたが、
音楽のおばちゃん先生が一言
「あんたたち、ずるいよ・・・(苦笑い)」


歌番組①:TBS「レコード大賞」より

風          はしだのりひことシューベルツ - Dailymotion動画_Snapshot.jpg風          はしだのりひことシューベルツ - Dailymotion動画.mp4_000041219.jpg
※YouTube関連動画はこちら

69年のレコード大賞新人賞にノミネート。
当時、多くのフォーク歌手は反体制のため、
権力に迎合するようなテレビには出演しなかったのに、
このシューベルツや、ガロは受賞の舞台にたったみたい。

歌唱シーンで不思議なのは、
フォークバンドは全員楽器を持たず、
スタンドマイクの前で、
コーラス隊のように歌っていること

骨抜きに見えます。
なぜでしょう??

この年の新人賞はすごいですよ。
クールファイブ、千葉かほる、高田恭子、ピーターですから。
最優秀新人賞はピーターでした。
全員、今も歌い継がれていますよね。

司会の高橋圭三さんに、
同志社、立命館(杉田さんのみ)、みんな在学中だよね
って聞かれ、緊張の苦笑いの様子。

歌も緊張の中、必死に歌い上げてます。


歌番組②:TBS「歌のグランプリ」より

風 はしだのりひことシューベルツ_Snapshot.jpg風 はしだのりひことシューベルツ.mp4_000098756.jpg

この番組、
シンプルなセットですが、
カメラアングルが素晴らしいんですよね。

口パクで、PVを見てるみたい。
未だ色あせないVTRです。

♪「ちょっぴり悲しくて、振り返っても
そこにはただ風が、吹いているだけ・・・」
叙述的な歌詞がいいですね

仲よさそうに歌ってますね。


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